今さら聞けない「相続」と「贈与」の違いとは?②
前回に引き続き、今回は相続と贈与のメリット・デメリットを解説します。
2.相続のメリットとデメリット
メリットは、相続税には「基礎控除」という大きな非課税枠がある点です。
・非課税枠計算式:3,000万円+(600万円×法定相続人の数)
例をあげると、残されたご家族が3人の場合、4,800万円までは相続税は1円もかからず、相続税に関する税務署への手続きは一切必要がありません。
デメリットは、財産を引き継ぐタイミングをコントロールできず、ご家族のライフイベントに合わせた財産の受け渡しができないのが代表的なデメリットの1つです。相続は人が亡くなったと同時に、亡くなったその瞬間からスタートします。相続が開始した後、遺産の分け方の話し合いが決まるまでは、相続権がある人全員の共有財産となります。
3.贈与のメリットとデメリット
贈与最大のメリットは、お元気なうちに自分の財産を渡したい人へ自由に渡せる点です。また、相続とは違い家族以外の第三者に財産を譲ることも可能です。
デメリットは、他の税目に比べ税率が高い点です。特に注意が必要なのが、「亡くなる前7年間の持ち戻しルール」です。亡くなる直前7年間に贈与された財産は、税金の計算上、亡くなった人の財産として組み戻しします。つまり、体調が悪くなってからの駆け込み贈与は、税金対策としては意味をなさなくなります。
相続や贈与は、財産状況や家族構成によってどのようにするのがベストかが大きく異なります。当グループは、一般的なお話しではなく、無料相談にてお客様の状況に応じた、個別具体的なご提案を差し上げております。
ご本人様だけでなく、ご家族の方同席でのご相談も大歓迎です。是非お気軽にお問合せください。
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